1/20(土) 朝ごはん
からだの部分に名前をつける。名前を付けることは、その部分を他の部分より、浮き立たせる作業。
大切にする作業でもある。足の裏さんと呼んで、大切に体重をかけて、繰り返しマッサージする。
その体験は、良きものとして、脳に記憶される。
足首を足首さん!と話しかけながら、動かす。動いてと祈る。足首のくびは、「くびれ」(括れ)のヤマト言葉を語源に持っ。二千年以上呼ばれ続けた名前である。記憶を呼び覚まされる。からだことばは、素敵な名付けだ。忘れ去られることはない。脳は呼ばれた途端にその実態を思い出す。
みもね、さもね、みち、さち、そへ
ことば、ヤマト言葉、原初の音韻は、世界を持っている。「ゆるめる」という言葉はどうやって緩めるかと言う発想はいらない、言葉を意識して、動けば、答えはからだが知っている。その個性としての限定が、からだに実体化する。足の裏で優しく床に触れるようにすれば、優しさは、やってくる。あとはからだに貞けば良いのだ。
ヤマト言葉の言霊によって。言葉は世界を、具体的に表している。
言葉になって触れるのだ。何もいらない、言葉の持つ、世界を現出させれば好い。
1/20(土) 昼ごはん
1/20(土) 夜ごはん