bbpersonalhistoryBの日記

脳梗塞患者入門中の毎日

何かをやろうとすると、時間の溝ができる。ひと繋がりに無意識で生きる。それが出来ないのが辛い。

1/27(土) 朝ごはん

 

心の元気が不足している。やる気が全く起きない。

ベランダから観る風は、隣のテニスコートの植木を春が来たぞと、優しくマッサージしてほぐしているようだ。ギュッと身を固め、力を入れさせる、冬の風では、もう無い。もう待ち望んだ、春は来ている。この風は、少しヒンヤリするが、私の心を揺らして、元気を出せと行っている。

 

今日は深く落ち込んでいた。垂れ流しの寝たきりなるのでは?と、思い、文章をタップリ書いた。だがそれを消去してしまった。結構、心情をきっちり書いたつもりが、もう二度と書けない!

トイレに行くのが大変だと書いた。その手間の多さとやる気のなさをグズグズと書き連ねた。案外分かりやすい文書が書けた気がしていたが、もう再度書くのは諦めよう。

やっぱり春が来たのだろう!

 

身体を動かす気がしない。心が動かない。力が出せない。

気力がない。元気が出ない。トイレで用を済ますのに、病気になる前は、面倒だとはあまり思わなかった。用を足したくなったら、トイレに行ってすませばよかった。ことは無意識の内に、済まされた。いまはトイレを済ませるのに、先ずはベッドから身体を起こして車椅子に移動をして、トイレに行かねばならない。これだけでも、3つの行動、「身体をおこす「車椅子に移動」「トイレに行って坐る」が必要だ。その間ひとつひとつの行動を意識して意識の司令のもとで、行わなければ、ならない。以前のように、無意識に身体が用便を済ませてくれはしない。意識的な、努力が必要だ。この行動を面倒に感じるとトイレに行くのが、億劫になる。気力が全く湧かないと、大小便垂れ流しの寝たきりになる。心のエネルギーが湧いて来ない!何か努力によってはどうしようもない状態だ。気力もなく、頑張ろうという意志も働かない。これに近い状況に落ち込むのは、案外に簡単なようだ。脳梗塞とは、そういう病気だ。身体的な病気というより、心(心理)的な病だ。心を励ますことが重要になる。身体の麻痺など、物理的な故障を治すのは、二の次だ。なのに、実際には、心を励ます処置等は全く一般的ではない。自殺者が増えるだろう。家族という、素人任せでは、どうにもならない病気である。カウンセラーのような、心の専門家の助けが必要だ。

1/27(土) 昼ごはん

1/27(土) 夜ごはん